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YB-35(Northrop YB-35) は、アメリカ合衆国の航空機メーカーであるノースロップ社が、1940年代にアメリカ陸軍航空隊向けに開発していたレシプロエンジン爆撃機である〔。制式採用はなされず、試作のみに終わり、1949年に開発中止されている〔。 == 概要 == 機体形状は、尾翼や目立つ胴体部がなく主翼のみで構成された全翼機であり、主翼部以外には、乗員窓及び機関部とテイルコーン程度しか突起部が無い。大型の全翼機としては、実際に飛行した世界最初の機体であった。機関は、レシプロエンジン4基を搭載し、主翼後縁に4基のプロペラを推進式に配置している〔。コックピットは機体先端にあり、機内には爆弾倉も設けられている〔。愛称はフライング・ウィング(FLYING WING)。 推進機関をジェットエンジン6基に換装したYB-49も開発されたが、こちらも試作のみにとどまり〔、アメリカ軍は、より一般的な機体形状のコンベアB-36を戦略爆撃機として採用・実戦配備している。 ただし、レーダーに捕捉されにくいという全翼機の特徴は、後にステルス機として知られるB-2 スピリット(1989年初飛行)開発の際に活用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「YB-35 (航空機)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Northrop YB-35 」があります。 スポンサード リンク
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